ほとんどの服をオールシーズンで着るため、「衣替え」らしい衣替えはないけれど、インナーはごっそり入れ替えてしまう。
発熱系のインナーは、肌に吸い付く感じがどうも苦手で、昨シーズンから綿素材のものに限定して着るようにしたら変な肌荒れが無くなった。
そして、綿だけでもきちんとあたたかいところがすごい。
こういうところに技術の進歩を見て、感謝する。
「自分はこんなこと研究開発できないけれど、誰かの研究開発で快適に暖かい冬をおくれています。」
広いリビングでひとり暖房器具を使うことが何となく引け目に感じて、着ぶくれでごまかしてすごす。
母が「あったかくしときなさいよ!」と送ってきた、別にオシャレでもなんでもないボアのパーカーを着たりする。
汚れてもいいし、何故だかあったかいし、そればかりを着るようになってなじんでしまう。
あ、こうやってオシャレから遠のいていくのかな、と気づいてみたり。
お気に入りのシャツを引っ張り出して着てみるものの、家事には合わないんだよなぁ。
スーツが仕事の制服っていうのと同じで、こういうパーカーが家事の制服なのかも、と都合よく思っておく。
インナーの衣替えをしながら冬装備について考えて、今年は自分でちょっとおしゃれ感のある家事の制服パーカーを買うか、と決めた。